Natural Organic Cotton

 オーガニックコットンとは

 着るものを購入する際に意外に気にしていないこととは思いますが、コットンも畑で育つ農産物です。
 オーガニックコットン(有機栽培綿)とは、畑に3年以上化学薬品を使わない畑で、
 栽培時にも一切、農薬、殺虫剤、化学肥料を使用しないで栽培された綿花のことを言います。
 人にも地球にも優しく、肌触りがよく吸水性が抜群、ナチュラルな光沢のある素材を追求していくうちにオーガニックコットンにたどり着きました。
 スープレルースでは、ほぼ全ての製品に最上級のオーガニックコットンを使用しています。

 

 栽培から収穫まで、農薬や枯れ葉剤などの化学薬品を一切使用せず、通常のコットンより1ヶ月近く長く、実が完熟するまで待ってから収穫されます。
 大事にに育てられた綿花の繊維には、通常流通しているコットン製品に比べて2倍もの空気を含んでいます。
 そのことが、ふんわりとした優しい肌触りを生み、吸水性や乾きのよいランジェリーやタオルに最適な素材となります。

 スープレルースではそれぞれの綿花の特徴を生かすためオーガニックでも単一綿の使用をしています。
 綿花には色々な品種が有ります。コーヒーが品種によって味が違うように綿花の品種にもそれぞれ特徴があります。
 その特徴を最大限に味わうには、ブレンドなどせずに単一種の物だけを使うことです。

 ランジェリーに最適な綿として、ニューメキシコのアルバレス農場で育てられたオーガニックスーピマとエジプトのギザコットンを主に使用しています。
 どちらも糸の強力に優れ、自然な光沢と染色発色の良さが特徴。やわらかさはどちらも素晴しいものがあります。
 スーピマはふんわりと、ギザは滑らかさが特徴の素材です。ぜひ、綿花ごとの製品を着比べてみて下さい。
 ギザコットンはオーガニック認証ではありませんが、極力化学薬品を使わずに収穫された優しい栽培法のコットンになります。

 自然な糸の肌触りを最大限に生かすために、糸にはシルケットなどの加工は一切せず、
 生地にはポリウレタンなどのストレッチ糸も入れずにコットン100%で仕上げています。
 サイズごとに機械を変えて筒に丸く編まれた生地は自然な伸びを生かし、キャミソール類は脇の縫い代のないストレスフリーな作り方をしています。

 

 Botanical Dyed

 ボタニカルダイとは、自然の植物から抽出した色素で染める染色方法です。

 植物はそれぞれ独自の自然の色素を持っています。
 それらの色素を利用して、染められた物をボタニカルダイと言います。
 従来の草木染めの手法とは違い、発色のきれいさが特徴です。
 染色の時にマイナスイオンを利用して色素のみを繊維に吸着させるため、
 従来、色水として排出される染め終わった後の水が透明に近い状態になる環境負荷が少ない染色方法でもあります。

 色の綺麗さは植物の色素のなせる技。植物の美しい色は心と体にさまざまな働きかけをしてくれます。
 ボタニカルダイの製品を身につける事で、様々な花やハーブ等からのパワーを受け取ってください。
 植物由来の優しい色目は自然からの贈り物です。

 ※スープレルースでご案内しているボタニカルシリーズについては、植物の効能はあくまで参考情報であり、
 この商品を使用する事で様々な効果や効能があるという事ではございませんのでご理解の上でお楽しみ下さい。
 また、2016年4月から発ガン性物質を含むアゾ染料の使用禁止条例が出来ました。
 私たちの製品では化学染料を使用して染色しておりますが、一切アゾ染料は使用しておりませんのでご安心ください。
 ボタニカルダイは、染色のベースは植物から抽出した色素を使用し、色目の調整と色落ち防止のため若干の化学染料(1〜3%)を加えて染色をしております。